トップコミットメント

取締役社長 奥村安正

人や社会とのつながりを大切にして、社会的責任を果たす

私たち奥村組土木興業は、1920年の創業以来、「事業を通じて社会に奉仕する」ことを念願し、国土発展のために、建材事業、ガス・土木・建築工事、リサイクル事業と幅広い分野の仕事に取り組んでまいりました。

その思いは、「ナイスワーク・ナイスコミュニケーション」の経営理念に受け継がれ、私たちは6つの「ナイスワークスピリット」を実践することで、人と社会・自然とのコミュニケーションを大切にした豊かな環境づくりを念頭に企業活動を展開してまいりました。

近年、建設業への期待は、国土強靭化、防災・減災への取組み、老朽化した社会基盤の再構築、環境保全、地域社会の安全・安心の担い手など、広範囲で多岐にわたるものへと変化し、私たちは従来よりも多くの関係の皆様とのつながりを与えていただいております。100年を超える歴史の中で築き上げた信頼を礎に、人や社会とのつながりを大切にし、今後も奥村組土木興業の社会的責任を果たしていく所存です。

昨今の建設業界は、気候変動や循環型社会への対応、労働力不足など、かつてないほど複合的な課題に直面しており、社会からは、これまで以上に持続可能性への取組みが求められています。私たちはこれまで、環境負荷の低減、安全衛生の徹底、地域との共生などを重視しながら、高品質な社会基盤整備を進めてまいりました。今後は、デジタル技術やAIの活用をさらに強化し、DXによる生産性向上や業務プロセスへの挑戦を通じて、こうした課題に取り組んでまいります。

また、私たちの経営理念である6つのナイスワークスピリットをSDGsのゴールと積極的に結び付けて企業活動をすることで、持続可能な社会の実現に貢献できると考えております。社会の一員として絶対不可欠であるコンプライアンスについては、会社として間違いなく遵守できるように、過去の事例を教訓に、社員教育の徹底や技術者倫理の向上、公明・公平な企業風土の構築に引き続き尽力いたします。

時代が求める社会課題に真摯に向き合い、その解決に向けて企業活動を推進することこそが、社会的な信用を高め、奥村組土木興業の企業価値を高めることだと考えております。

関係の皆様には、本報告書を通じて当社の姿勢と取組みをご理解いただき、忌憚のないご意見をたまわりますよう、お願い申し上げます。

2026年 7月

取締役社長 奥村安正