オクムラHISTORY
私たちはこれから先も
着実な歩みと高い信頼で
お応えします。
奥村組土木興業は、2020年に創業100周年を迎えました。
これから先も、着実な歩みと高い信頼でお応えします。
私たち奥村組土木興業は今まで築き上げてきた技術と信頼をもとに、
次の100年へ向かって着実に進歩してまいります。
大正9年1月
奥村商店を創業
奥村商店の店舗と家族。創業者 奥村安太夫の『骨材事業者は国土建設の一翼として社会的、公益的使命を負うものなり』という信念のもと、奥村組土木興業の歴史が始まる。

昭和初期
原石採取風景
奥村組土木興業の原点であり、兵庫県にある家島諸島での砕石事業。かつて、豊臣秀吉の直轄地であり、大阪城築城や日露戦争での旅順港閉塞作戦にその石材が使われた。

昭和10年5月
土木建築請負業を開始
この頃、ガス供給管の埋設工事は大阪ガスの供給部が掌握し、直営工事で行われていたが、その供給管工事跡の道路復旧工事に着目し、骨材供給も視野に入れて工事を受注した。
昭和21年4月
初のガス本管工事を受注
昭和10年から戦時中も継続してきた道路復旧工事の実績が認められ、京都の堀川通りに300mmの鋳鉄管を1.5㎞にわたり敷設する工事を受注。
昭和23年4月
初の官庁工事を受注
記念すべき官庁工事受注第1号となる大阪港線軌道境界石設置工事を大阪市港湾局から受注。この工事を皮切りに、大阪市をメインに土木工事の受注が徐々に増加していく。

昭和24年1月
家島砕石工場の建設
家島観音崎に本格的な砕石工場の建設を開始。能力は年産1万㎥を目標とし、国鉄(現JR)や地下鉄の道床バラスト、道路用路盤砕石、その他栗石などが製品として予定された。

昭和24年5月
ガス大型鋼管工事の受注
終戦後、復興に向けてガスの需要が高まり、第1京阪連絡管、第1阪神連絡管を相次いで施工。この後、ガスは日本で起こる高度成長期を支えるエネルギー源となった。

昭和33年
ガス装置工事への進出
大阪ガスの顧客数が100万戸を突破した記念すべき昭和33年に、京都で装置工事を初受注した。これにより、本管・装置の両工事を網羅したガス工事の総合施工体制を確立した。
昭和34年5月
奥村組土木興業株式会社を設立
昭和33年11月に本社社屋を新築した翌年、昭和34年5月に奥村組土木興業株式会社を設立。由来は常に進取の気概を持つ先代の奥村安太郎が、新しい事業を興すという意味の「興業」と、土木部門の拡張に非常な努力を傾けていた当時副社長の奥村藤八が「土木」の名を提議したものであった。

昭和38年1月
建設大臣賞受賞
戦後も10年余を過ぎると、戦災復興から国民生活に直結する大規模な道路や下水道の整備が強力に推進された。当社も第2阪神国道建設工事で初の建設大臣賞を受賞した。

昭和39年2月
有年(うね)砕石工場の建設
自動車の交通量増加に伴う道路整備や、国鉄(現JR)の新幹線計画による急激な需要増に対応すべく、有年砕石工場を建設。国鉄道床用砕石としてJR有年駅から貨車積みを行い納入を開始した。
昭和40年8月
建築工事部門への進出
昭和37年4月に建築部を設置し、営業活動を開始。大阪市から市岡抽水第3ポンプ室上屋新築工事の指名を受け、官公庁建築工事の受注に成功した。
昭和43年6月
大阪万博関連工事
会場内にある人工湖の北西部約2,500㎡を施工。また、日本庭園施設工事を3件受注し、石張り階段や石橋など、今も残る万博会場の名所を施工した。

昭和48年
神戸ポートアイランド護岸工事
竣工当時、世界最大の人工島であったポートアイランドの岸壁用ケーソン製作を約5年間で170函(約2㎞)受注。その後も大阪・神戸地区で港湾土木のあらゆる工事を手掛けた。
昭和50年代前半
大型プロジェクトへの参加
本州四国連絡橋・ポートピア’81・関西国際空港等の国家的事業である大型プロジェクトへ直接参加できるまでに成長。国民の生活基盤となる国土づくりに大きく貢献した。写真は本州四国連絡橋 志知川高架橋工事。

昭和57年5月
西島砕石工場の建設
本格化する本州四国連絡橋工事や関西国際空港建設の需要に応えるため、オートメーション化にこだわって建設された西島砕石工場。当初の計画は生産規模月産10万トン、建設費約20億円もの金額となり、当社始まって以来最大規模の事業となった。

平成2年2月
明石海峡大橋への材料供給
全長3,911m世界最長の吊り橋を支えるアンカーレイジに必要な骨材すべてを4年にわたって納入した。高さ38.5m幅84.5mにも達するコンクリートの大塊で約104万tもの骨材を納入した。

平成6年9月
関西国際空港開港の一翼を担う
昭和62年に着手した護岸工事への骨材納入から始まり、空港島内各種工事等のさまざまな場面で世紀のビッグプロジェクトに3本部すべてが参画した。

平成7年1月
阪神・淡路大震災発生
高速道路が倒壊し、都市機能が麻痺した神戸を復興すべく、灘にある神戸支店を拠点に、陸路ではなく得意の海路で救援物資や骨材をすばやく供給。緊急を要し、経験したことない条件下で社員は不眠不休で復旧に力を注いだ。
平成14年
ポートアイランド沖護岸築造工事を受注
「海の港」とともに「空の港」として、平成17年に開港する予定の神戸空港の護岸築造工事を4社JVで施工。施工延長6,841m(敷砂・盛砂・捨石・被覆石・被覆ブロック等)
平成25年3月
大阪駅北地区先行開発プロジェクトAブロック
大阪駅の顔とも言えるグランフロント南館内のガス設備工事を担当。鉄筋鉄骨コンクリート造 地上38階・地下3階、高さ179.5m

平成27年1月
新東名高速道路 常磐東工事
厳しい条件のなか、真摯に顧客の悩みに応えることで地元住民やNEXCO中日本の信頼を勝ち取った工事。過去にも例の無い工事評定100点という評価をいただいた。

平成27年10月
サムティ東淀川区東中島1丁目新築工事
新大阪駅前に251戸の新築ワンルームマンション(一部ファミリータイプ)を施工。 RC15階建(2棟)総戸数251戸、総敷地面積1,215.3㎡、総建築面積722.1㎡、総延べ床面積7,957㎡

平成29年2月
近畿大学東大阪キャンパス内ガス設備工事
新たに建てられたアカデミックシアター内のガス設備工事を担当。5棟の校舎を乗せた巨大な浮島のような免震構造体へ中圧ガス管を引き込み、低圧への減圧後に各校舎へ供給する配管工事。エリア免震構造 校舎5棟、延床面積38,500㎡、地上11階、高さ57m

現在
現在の本社
創業100周年を迎えた奥村グループ全員が一丸となって活躍中。チャレンジ精神を持った皆さんの応募をお待ちしています。
